1.25.2013

純愛と欲望の関係

Romeo and Juliet (1968) 


私は欲望を肯定する。愛情を否定するわけではない。
どんなに気高く崇高な純愛の物語にも、決して語られることのない欲望が潜んでいるのである。
二人を突き動かすのは、紛れもなく欲望なのだ。



Romeo “・・・・・・・・願わくは許したまえ、信仰の、絶望に変らざらんがために、-----わたしの唇の祈りです、これが。

Juliet  “いいえ、聖者の心は動きませんわ、たとえ祈りにはほだされても。”

Romeo “では、動かないでください。祈りのしるしだけをいただく間。”
     (接吻する)
さあ、これで私の唇の罪はきよめられました、あなたの唇のおかげで。”



一見宗教的意味合いの込められた、儀礼的な接吻のようでもある。
抑制された表現によって、性的な意味合いが隠されているが、これはただのラブシーンである。

実際の彼らは、信仰心でむき出しの欲望をどうにか隠して、接吻を行っている。
そして、接吻によってさらに二人の関係は加速する。

さあ、1つ上のレベルへ。
ロミオとジュリエットは接吻が関係を1つ上のレベルへ押し上げるきっかけだった。

パートナー以外との男性との情事のなかで、男性からの予期せぬ接吻によって、乙女心が爆発してしまったあなただったが、新たなアイテムの登場で、案外乙女心の爆発は抑えられ、淫心が爆発したのではないだろうか。小さな一歩が、新しい世界への大きな一歩なのだ。

「ちょっとやってみる・・・・^^;?」

と言いつつ彼が持ち出したのは、電動按摩機であった。
このアイテムの登場により、あなたの心はついに開放された。
もう噴火によって、危険にさらされかねない彼の命を心配することもない。
彼を生かすも殺すもあなた次第。

1.19.2013

色気を育てる



大事なのは、さりげないということ。努力した痕跡を一切感じさせず、ナチュラルかつ、尻上がりにあなたの魅力を上げていくのです。
無意識に想像力をかきたてる、さりげなく香りたつ色気こそが今の状況を劇的に変える爆発力のあるエッセンスです。

パートナーをお捜しの方、もしくは、パートナーとは順調だが、ちょっと異性に興味がある方など、あなた方にクオリティーを下げるという妥協は一切許されません。




イラストの彼は、ミャンマーの1855年頃大変異性に人気があった男性の、上から月曜日から日曜日の1週間の様子です。

このイラストからは、月曜日の彼が一重まぶたで、日曜日の彼がくっきり二重まぶただから、楽しい日曜日の飲み過ぎて、憂鬱な月曜日に目が腫れているという、微妙な気持ちの変化が見られるだけではありません。


あなたはどの彼を見つめても飽きることがなく、新鮮さを感じることでしょう。
どの彼も安定感があるようで、ないようなあやうい魅力が感じられます。

どれどれ、彼の陰の努力が垣間見えることでしょう。




なぜ彼がそれほどまでに異性に魅力的に写ったか。
なるほど、二日と同じターバンスタイルがないのです。

89パーセントの確率であなたが今興味があるあの人はあなたの些細な変化に気づきません。少し体重が減った、お肌の水分量がほどよい、まつげが設計通りにスタイリングされた、指先に精密な細工が施されているなど、あなたのほんの些細な変化には気づかないのです。

ですが、今必要なのは大胆な変化ではなく、些細な変化なのです。

あなたはまだ、パートナーを探し中だったり、パートナーがいても、異性に興味があるだけだったり。

そんなあの人のために大胆な変化を見せてあげる必要はまだないでしょう。

ですが、気をひいて、駆け引きを楽しみたい今なら、些細な変化が爆発力のあるエッセンスなのです。常に前回会ったときのあなたより、ちょっとだけ魅力的になっていればいいのです。

美しくなる努力を続けることは、あなたの向上心をかき立て、他の行動を引き出し、知的な色気を育てるでしょう。












1.15.2013



grace kotze

ジャンヌダルクタイプのあなたの場合

ただの気休めではありません。これから私は真実を語り、あなたを彼から解放します。
思慮深く慎ましやかで、周りの人間の幸せを願っているあなたのように美しい女性を、2番目として扱う彼はただのすけべえです。

彼とは長い付き合いで、あうんの呼吸で会話ができる。
みんなに優しい彼だけど、何か私とは特別な信頼感がある気がする。そんなところから、お互いにパートナーは別にいるというのに、気持ちを寄り添わせてしまったのではないですか。まず、パートナーがいるという時点で、彼にはちょっとした自信と、余裕、さらには安定感があるはずです。
そんな彼に惹かれ、彼に特別扱いさせる度に舞い上がったり、傷ついたりしたことでしょう。

そして、唇を重ねてしまった。
彼の優しい眼差しと、「ずっと二人っきりになりたかった。」などという耳元での甘いささやきにあなたのエストロゲンは二十数年間で初めての大噴火をみせたことでしょう。

鉄の女だなんて自分のことを揶揄していたあなたですが、そんなものはこの世におりません。この世にいるのは乙女心が全面的に出てしまっている、加藤アナタイプと、乙女心を心の奥底に隠し持っている、ジャンヌ・ダルクタイプだけです。

ジャンヌタイプのあなたのエストロゲンの大噴火を招いた男性が彼だなんて、悔しくありませんか。まあ、古代ローマ時代に噴火したヴェスヴィオ火山が噴火した時も、空から灰が降ってきてもなかなか異変に気づかず、逃げ遅れたポンペイの人が苦しんで亡くなったことは有名な話です。

私はあなたを解放しなくてはならないという使命感だけではなく、彼の命をさらなる大噴火から守りたいのです。私も悪魔との契約を検討しているにすぎない一人の普通の女性です。鬼ではありませんから、罪深い彼ですが、命だけは助けてやろうと思うのです。

おそらく、これを読んでいる頃には、あなたは傷ついた心を癒し終え、10年後の話の種にでも彼を翻弄させてやろうと考えていることでしょう。

エストロゲンを噴火させることなく、冷静に情事を重ねられるのなら、2番目というポジションを楽しむのもよろしいかもしれません。
ですが、もしまた大噴火が起こったとしたら、もう彼の命は保証できません。
自然現象をコントロールすることは不可能に近いですが、自らの行動をコントロールすることは可能なはず。ここは人助けだと思って、がんばってみてはいかがでしょうか。

Hope Gangloff


1.08.2013

唇を奪う時の注意点

アダムとイヴは偶然に唇と唇を重ねたのだった。
震えるほど感情は高ぶり、興奮と陶酔の間で二人は行き来する。

唇を重ね合うという行為は、どうしてこうも感情を刺激するのだろうか。
もちろん、動物としての本能も呼び覚まされるのだが、特に女性はここが熱くなる。
ここが熱くなった場合、女性は後戻りができない場合がほどんどである。

ちょっとした出来心から触れ合わせたかもしれない男性からしたら、それは大誤算であろう。一夜限りの関係であれば、絶対に唇は避けて。

普段は女性の唇に触れると、陶酔の世界から一気に引き戻されてしまうというあなたが彼女の唇に触れたのはなぜですか。

愛情表現としての行為を避けてきたはずなのに、彼女に限ってなぜ接吻をしたのでしょう。お陰で彼女はあなたに複雑な感情を抱くのだ。

芯の強い女性のように見えても、女性は女性。
誰もが乙女心をうちに秘めているのだから、接吻は絶対に有意義なものに。